中田カウスも注目、大阪の若手女性コンビ「こないだ初めて知って」… THE W初の決勝へ
若手芸人たちが切磋琢磨する「よしもと漫才劇場」(通称:マンゲキ、大阪市中央区)が11周年を迎えたことを記念した会見で、若手女性コンビと上方漫才協会会長・中田カウスが掛け合いを見せた。
■ 中田カウスも驚き「こんなコンビがいるって…」2014年、若手芸人の育成や人気芸人の発掘というコンセプトのもと誕生した「よしもと漫才劇場」(通称:マンゲキ)。この日の会見には、2024年11月に結成し、賞レース『女芸人NO.1決定戦 THE W』のファイナリストにまで駆け上がった新星コンビ・電気ジュース(福沢葉、藤本もふ)が登場した。
先輩芸人たちが並ぶなか、「勝手が分かってなくて、手ぶらで来ちゃったんですけど…」とやや緊張した様子を見せた2人。藤本は「今度テレビでネタさせてもらうんですけど、私、両親が離婚してて。北海道にいる母に漫才を見せてあげられるので、本当に嬉しいです」と、約2週間後に決勝を控える『THE W』にかける思いを力強く語った。
さらに藤本が「私、今1.5合炊きの炊飯器で炊いてるんです。優勝して賞金もらったら、5合炊きの炊飯器を買えるようになりたいです!」と意気込むと、福沢は「私は1000万で、親知らずを全身麻酔かけて抜きます!」と宣言していた。
その後は上方漫才協会会長・中田カウスを交えた質疑応答の時間も設けられ、カウスが2人の元に向かい「電気ジュース! こないだ初めて知ってん。こんなコンビがいるって」と話を振りにいく場面も。
観客からの「朝起きたら、何を考えて一日を過ごしますか」という質問に対し、福沢が「間と呼吸ですね」と会見中にカウスが口にした言葉を引用しボケたのに対し、藤本は「両親への感謝で」と真面目に回答。するとカウスも「これは嘘や」とかぶせ、若手芸人と大ベテランとのキレのいいやり取りが繰り広げられた。
取材・文・写真/つちだ四郎
(Lmaga.jp)
