「みんなが喜ぶ京都に」…よーじやの新業態→京都人が案内したくなる飲食店?
京都各地から集めた旬食材の料理を楽しめる飲食店「26(にーろく)ダイニング」が11月26日に、商業施設「COCON KARASUMA」(京都市下京区)内にオープン。京都を拠点にあぶらとり紙で知られる「よーじやグループ」の新業態となり、生産者とつながる食空間を展開する。
■ 「26」=京都全体の魅力を発信
京都のビジネス街・四条烏丸に位置し、インテリアショップやミニシアター、上層階にはオフィスを備えた同施設の客層に合わせ、30代以上のディナーを想定したという同店。京都産資材を取り入れた木調ベースの温かみがある空間が広がり、北山杉を使った箸や箸置きなど細部までこだわり尽くしだ。
店名の26は京都府の市町村数を表し、府内から集めた食材を提供することで、生産者の思いや知られざる各地の魅力を発信するのが同店のコンセプト。同社社員が各地を巡って出会った生産者など、約50カ所と取り引きし、店入口には提供食材が記された京都府マップが飾られている。
■ おでん、天ぷらなど…旬の味覚が続々
メニューは素材を活かすシンプルな調理法の料理が多く、野菜などの旨味を引き出すおでんやせいろ蒸し、グルテンフリーのそば粉を使った魚の天ぷらなど、日替わりアラカルト(約200円~)が約30種。ドリンクも京丹後市「熊野酒造」の地酒をはじめ、丹波ワイン、大原産赤しそのサワー、京都水尾ゆずジュースといったご当地の味わいが充実のラインアップに。
各テーブルにある『生産者さんとつながるブックレット』では、焼売や蒸し料理に自社ブランド豚「京丹波ぽーく」を提供する「岸本畜産」など、各生産者のものづくりへの思いを紹介。料理選びの際に参考にしたり、背景を知ることで現地へ足を運ぶきっかけになれば、との願いが込められている。
同店は今春に「みんなが喜ぶ京都にする」を掲げ、リブランディングした「よーじやグループ」の新たな地域貢献を象徴するブランドをめざし、代表取締役の國枝昂氏は「京都の人が、京都に訪れた友人を案内したくなるお店になれば」と呼びかけた。
「26(にーろく)ダイニング COCON KARASUMA店」は「COCON KARASUMA」地下1階。営業時間は15時~23時(22時L.O.)。日曜休み。同じ場所で、昼は同社による「十割蕎麦専門店 10そば COCON KARASUMA店」が営業し、時間は11時~15時(14時30分L.O.)、日曜は~17時(16時30分L.O.)。
取材・文・写真(一部)/塩屋薫
(Lmaga.jp)
