万博イタリア館の継続展示、2日でチケット完売の「天空のアトラス」…大阪市立美が今後について言及 追加展示も発表
「大阪・関西万博」でも屈指の人気を誇る「イタリアパビリオン」で展示されている芸術作品の一部が、10月25日より「大阪市立美術館」(大阪市天王寺区)の特別展で再び公開される。全日程のチケットが2日間で完売し話題となったが、同美術館が今後の対応についてコメントした。
■ 万博からの展示継続が話題に…追加展示も発表イタリア館は、国宝級のアートを間近で見ることができ、閉幕が近づいても展示物が追加されることから連日多くの人が訪れた人気パビリオン。「大阪市立美術館」で開催される特別展では、万博をきっかけにアジア初公開となった『ファルネーゼのアトラス』にくわえ、同展にあたって新たにイタリアから持ち込まれるレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿含む4点の展示物が並ぶことが発表されていた。
加えて前日に同美術館でおこなわれた会見では、ドメニコ・ティントレット『伊東マンショの肖像』(1585年)の複製画が追加展示されると明かされた。会期初日には間に合わず、途中からの展示になるという。展示作品はすべて撮影可能(フラッシュ、動画撮影は禁止)。
同展は発表時から注目度の高かった展覧会だけに、10月18日のチケット発売日から2日で全日程が完売。アクセスが集中し購入サイトにつながりにくくなるという異常事態に、特別展の公式Xが謝罪した。転売ヤーの報告も多数出ていることから「転売する行為を禁止します」とし、不正行為に関する対応も改めて発表された。
会見で同美術館館長の内藤栄氏は、「今月の18日よりオンラインで観覧券を発売致しました。翌日正午までに完売するという大変な反響でございました。予約ができなかったかたから多くのお問い合わせがきているところでございます。私どもは観覧をご希望する方には一人でも多くご来場いただきたいと思っておりますが、来場者や作品の安全面等を考えますと、制限せざるを得ない。ご了承いただきたいと思っております」とコメント。
今後の対応については、「当日券の取り扱いであったり、今後の運営については、主催者と協議いたしまして、当館のホームページで発信していこうと思います」とした。
同展の広報事務局のコメント全文は以下の通り(10月24日時点)。
オンラインチケット(日時指定予約)の全日程分が完売したため、美術館窓口を含めチケット販売を中止しております。多くのご関心をいただいておりますが、ご希望に添うことができず誠に申し訳ございません。おそれいりますが、安全に展覧会をご観覧いただくため、次のとおりご案内します。
ローソンチケット・セブンチケットを購入して日時指定ができなかった方や、日時指定予約済みでチケットを未購入の方は、混雑状況によりお待ちいただく場合がございますが、入場可能です。会期中、土日祝日や平日の午前中は混雑が予想されますので、分散来館にご協力をお願い申し上げます。
チケットをお持ちでなく、日時指定予約をお取り出ない方は、誠に申し訳ございませんが、無料対象の方を含め、当分の間、美術館にお越し頂いても、本展への入場はできませんので、何卒よろしくお願い致します。ご了承ください。
今後の対応につきまして、展覧会の開催状況を確認しながら、随時、大阪市立美術館ホームページおよび展覧会公式SNSにてお知らせしてまいります。
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特別展『天空のアトラス イタリア館の至宝』は「大阪市立美術館」にて、10月25日から2026年1月12日まで開催される。
(Lmaga.jp)
