「なんでも面白がる、大阪ってすごい」万博振りかえり…テーマ事業プロデューサーが驚いたこと「人が最大のレガシーでは」
「大阪・関西万博」の閉幕まで残り1週間を切った10月8日、万博閉幕後の活動について語るプログラム『共鳴と森-突き破る塔(1970)から開かれる空(2025)へ』を実施。テーマ事業プロデューサーの宮田裕章氏や横山英幸大阪市長をはじめとした面々が登壇し、半年にわたる万博を振りかえった。
■『なんでも面白がる」大阪人の姿勢に感銘ついに閉幕が迫り、多くの来場者が別れを惜しむ「大阪・関西万博」。その半年間を振り返り今後の展開を語るプログラムでは、会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏、テーマ事業プロデューサーの宮田裕章氏、ランドスケープデザインディレクターの忽那裕樹氏、横山英幸大阪市長が登場した。
シグネチャーパビリオン『Better Co-Being』を手がけた宮田氏は、「私自身、大阪の人たちの力を本当に感じて。すごいですね、大阪。他のエリアも似た力はあると思うんですが、大阪は特に『なんでも面白がってやろう』という力が強い」。
続けて「システムとかなかなか拙いところはあったんですけど、AIに聞いたら『それがむしろ障害となって人々を結束させました』なんて答えがあったりして。でも本当にそれくらい、大阪の人たちは面白がって攻略してくれてるなと感じました」とコメント。
それに対し、横山市長も「一番の財産は人。それが世界の皆さんに認めていただいたレガシーじゃないかなと思う」と応じていた。
また万博閉幕後の大阪について、横山市長は「大阪は非常に面積が狭く、高度に都市化をしている。建てようと思えばビルはどんどん建てられるんですけど、それをすると非常に狭い地域だけで完結してしまう。これからは、グラングリーンや御堂筋から都市を広げていくイメージ。ゆとりを持った自然や公共空間を作って、都市の形を成長させていくイメージを持っています」と明かした。
■ 未来の大阪について、自由な構想が次々と…さらに忽那氏が語った大阪の中心地に緑と水を据えるまちづくり計画「大阪グリーンアロー(緑の矢)」をきっかけに、藤本氏や横山市長から「淀川を横切る浮かぶ公園」や、禁止されている道頓堀への飛び込みを逆手にとった「飛び込めるプールを浮かべた川」など自由な構想が次々と飛び出す場面も。
宮田氏は「あんまり確定的なことは言えませんが・・・(笑)」としながらも、「人の力を未来に繋げていくような取り組みが大阪のなかで紡がれていくと、万博の真のレガシーになっていく気がしますね」と結んだ。
取材・文/つちだ四郎 写真/Lmaga.jp編集部
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