万博で「パン作り教室」パビリオン前でイベント続々ポーランド館…「予約なし」で楽しめる企画も
「大阪・関西万博」でフレデリック・ショパンのピアノリサイタルが人気の「ポーランド・パビリオン」。来場者から「陶器の絵付けできたのはちょっと自慢」「カリグラフィーに挑戦した」「子どもがDJ体験してた」「陶器のマスコットキャラが面白い」などと、パビリオン前のスペースで、ポーランド各エリアやテーマごとに展開されている多種多様な催しも、会期を追うごとに評判に。パビリオンやコンサートの事前予約がとれなくても、訪れる度に、一期一会の新たな体験ができる。
「キュリー夫人との朝食」「王のアフタヌーンティー」「フレデリックとの晩餐会」と題したイベントが、9月18日の「ワルシャワ・デイ」が開催された。朝、昼、晩にそれぞれのテーマにあわせ、ワルシャワの「食」を軸にした企画が展開。「美食の街=ワルシャワ」を万博来場者たちにアピールした。
キュリー夫人、フレデリック・ショパンら、ポーランドが生んだ偉人と「食」の関わりを、料理文化研究家のマグダレナ・トマシェフスカ=ボラウェク氏がレクチャーするユニークな取り組みと、当時の食のレシピを活かし、現地シェフが工夫を凝らした、ポーランドならではのグルメの試食も行われた。
さまざまな企画の中でも異色だったのは、「パン作り教室」。パビリオン前の大きなテーブルが用意され、偶然居合わせた来場者も含め、「ハウカ」という名前のポーランドの三つ編みパン作りの野外ワークショップで大いに盛り上がった。
このパン作り教室の講師を務めたのは、ポーランドから、パン酵母をもって来日したパン職人でパティシエのモニカ・ワレツカ氏。ワルシャワで人気ベーカリーを営むモニカ氏が、ハウカを編む実演を披露したあと、「トライしてみたい人はぜひ一緒に!」と呼びかけ、参加者たちもレクチャーを受けながら、実際にふわふわの生地を伸ばし、三つ編み状にパンの形を整えていく。
モニカ氏が「やる気がある生徒たちで嬉しいわ!」と、さらにレベルを上げた複雑な四つ編みをレクチャーし、それにもみんなでチャレンジ。
しかし「先生は楽々やっているように見えたのに、やってみると案外難しい…」と苦戦する生徒たち。「先生おしえてくださーい!」「もう一度、実演お願いします」と、モニカ氏を呼ぶ声があちこちから。その後、各自が編んだパンを実際に食べるということは時間の関係でできなかったものの、参加者たちには、焼き上げ済みのハウカが配られ、実食する形に。ポーランドの伝統的なパン作りを通して、にぎやかに文化交流が行われた。
現在「ポーランド・パビリオン」では、23日まで「ポーランド 観光・スポーツウィーク」が開催中。パビリオンの前では、毎日さまざまなパフォーマンスや、フォトスポットなどが登場する。また、24日から30日は「映画デイズ」、10月1日には「ポーランド・ナショナルデー」が開催される。パビリオン予約がとれなくても、パビリオン前で面白い企画に出会える可能性がある、「ポーランド・パビリオン」を、チェックしてみては?
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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