一瞬の美しさのために1年かけて準備…25日開催「天神祭」の奉納花火の裏側 支える職人の存在

今年も大阪の夏の風物詩『天神祭』が7月24日・25日に開催される。『天神祭』と言えば、祭のクライマックスの「奉納花火」。これを毎年楽しみにしている人も、多いのではないだろうか? 美しい花火の裏側で、1年前から花火玉を準備する職人たちの地道な努力があった。

◆ 一瞬の美しさのために、1年かけて準備する天神祭の花火玉1982年の開局時から毎年、天神祭の花火を生中継する「テレビ大阪」(大阪市中央区)の上原美穂アナウンサーが、奉納花火の打ち上げを担当する花火職人を取材して得た、とっておき情報を教えてくれた。

天神祭の奉納花火の製造と打ち上げを担当している会社のひとつが、「葛城煙火」(大阪市西成区)。今年で75周年を迎え、主に奈良県で製造をおこなっている。

花火職人歴25年の喜田真史さんによると、当日打ち上げる花火の製造は、約1年前から準備がスタート。花火の中に詰まっている火薬の玉を作る「星掛け」は、原材料を混ぜて、水をかけて、火薬をかけて、乾かして・・・という作業の繰り返し。

1回の作業で「星」が大きくなるのは約0.5~1ミリ。それを天神祭で使っている花火の場合、7~9ミリにする。しかも、一気に大きくしようとすると割れてしまうので、花火玉を作るには1カ月以上かかるんだとか。花火のあの一瞬の美しさのために、地道な努力と、膨大な時間がかかっていることが分かる。

そんな事前の準備を経て、いよいよ打ち上げ当日。喜田さんによると、花火が見やすい天候はやはり「快晴」。雨上がりで湿度が高いときは、煙の細かい粒に湿気がくっついて、見えにくくなると言い、雨上がりの無風が最悪だとか。現在(7月24日)のところ、25日の大阪市の天気は晴の予報。ベストな環境で、美しい花火が楽しめそうだ。

◆ 今年の「天神祭中継」の内容は?1982年の開局時から天神祭生中継を続ける同局の川岸プロデューサーは、「今年お祭りに来られない人にも、まるで祭に参加しているような、臨場感を感じてもらえる放送にしたい」と語り、今年は、特別に、「伝馬船」(どんどこ船)にもカメラを配置。船渡御など天神祭りならではの映像とともに、大川に浮かぶ船から見る花火の迫力にも自信を見せる。

また、今年は大川沿いの花火だけでなく、『大阪・関西万博』イヤーならではのスペシャルバージョンで、夢洲の会場で行われる『天神祭ミニ花火』も放送予定。

MCの黒田有と、気心知れたケンドーコバヤシ、陣内智則らも登場するので、生放送でどのような掛け合いがみられるかも見どころだ。

『天神祭生中継2025~万博の夏!世界に届け なにわ花火~』は、「テレビ大阪」で7月25日・18時55分から放送予定。出演者は、黒田有、川田裕美、陣内智則、ケンドーコバヤシ、天童よしみ、島田珠代、吉田朱里、西川忠志 、ツートライブ。

文/Lmaga.jp編集部

(Lmaga.jp)

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