木梨憲武展、大阪からスタート!大型&立体作品など…圧巻の約230点
タレントでありながらアーティストとしても活動する木梨憲武の、3度目となる全国巡回展が開催。7月19日よりスタートする大阪の会場「グランフロント大阪」(大阪市北区)を皮切りに、2年をかけて各地を巡っていく。
■ 1994年時の作品から2025年の最新作まで過去におこなわれた展覧会ツアーで122万人を動員した木梨憲武の3度目となる全国巡回展。1994年にアート活動を始めて以来、1000点超の作品を生み出してきた木梨だが、同展ではそのなかから約230点を選抜し、初期作品から新作まで幅広い年代の作品を展示する。
「感じ方はそれぞれ。どういう風に感じてもらったかを後から逆に聞きたいくらい」と木梨が語る通り、鮮やかな色彩で描かれた花々が目を惹く『FLOWER』シリーズや、刺繍、ガラス、アクリル、ビーズ、布、油性ペンなどさまざまな画材や素材を使った『REACH OUT』シリーズなど、自由な発想を感じられる作品が並ぶ。
巡回展のタイトルにもある『TOUCH』のエリアには、その名の通り「触れられる」作品も。2023年に東京で開催された企画展『GOKAN~5感~木梨憲武』より始まった「触れるアート」は、展覧会において柵が設けられたり写真撮影が禁止されることも多いという背景を踏まえ、「もし自分だったら『これ一体どうなってるんだ?』って誰も見てないなら触っちゃうかもしれないから、それだったら触ってもいいですよって」という、木梨ならではの遊び心から誕生した。
「TOUCH OK」のマークが新鮮な触れるアートの展示では、絵の具の手触りを感じられる絵画や、ハイタッチや握手ができる「手」をかたどった立体物などがあり、実物に触れるという体験を通し、よりアートを身近に感じることができた。
グッズコーナーでは種類豊富なポストカード(198円)や、『Mt. FUJI』シリーズを懐かしのお土産・ペナント風にデザインしたキーホルダー(1210円)など、気になった作品の思い出を持ち帰れるようなグッズが揃う。
「『木梨憲武展-TOUCH』SERENDIPITY-意味ある偶然」は8月31日まで、会場はグランフロント大阪・北館のナレッジキャピタル。チケットはイープラスやぴあ、楽天チケットなど各種チケットサイトにて販売中。
取材・文/つちだ四郎 撮影/Lmaga.jp編集部
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