ダンビラムーチョ、約4カ月ぶりにコンビで来阪…相方のピン芸に大原「かなり頑張ってくれた」
お笑いコンビ・ダンビラムーチョの原田フニャオによる曲芸ライブが、6月21日に大阪の劇場「よしもと道頓堀シアター」(大阪市中央区)にて開催。ライブには相方の大原優一も登場し、約4カ月ぶりとなるコンビ揃っての来阪となった。
相方・大原の自粛にともない、今年2月より得意の曲芸を活かしピンで活動していたフニャオ。6月8日に大原がX(旧ツイッター)にて復帰の旨を投稿して以来、コンビでの活動も再開している。
2人が揃って大阪の劇場に立つのは約4カ月ぶりということもあって、チケットは完売。大阪にちなみ「くいだおれ太郎」に扮したフニャオが登場し、巧みなドラム芸でライブがスタートした。曲芸ライブ自体は以前にもおこなわれたものの、大阪では初開催となる。相方の大原は「僕の自粛している最中に原田だけでやろうとなっていたんですが、なんか間に合っちゃって…。見届け人として来させてもらいました」と説明。
けん玉、コマ回し、講談、歌など脱力系な語り口ながらハイレベルな芸を次々と披露したフニャオ。なかには練習で一度も成功しなかったという芸も見事に成功させ、これには大原も「すごいなあ。もうダンビラムーチョから切り離した方がいいかも」と感嘆。
会場は笑いとどよめきが起こる独特な空間となっており、大原は「僕が休んでいる間、ピンの曲芸で88ステをこなしたそうで。久々に劇場に帰ったら、僕たちのロッカーに見たことのない皿がいっぱいあってかなり頑張ってくれたんだなって思いました」と語った。
また、見届け人として参加したカベポスター・浜田順平はフニャオのピンネタを目の当たりにし衝撃を受けたといい、「めちゃくちゃ爆笑取ってて、それに感動して。これじゃあかん!となって8月にピンのライブを打つことにしました」と意外な影響を明かした。
公演を終えたフニャオは「すべてを出し切れたので完璧です」とコメント。曲芸は昔からやっていたというが、「これしかないっていうことで…(ピンで)やり続けたという感じです」といい、「約3カ月コンビとしては休んだので、それを取り返すように漫才もコントもがんばって、大阪にもたくさんきて盛り上げたいと思います」と意気込んだ。
そんなフニャオを「やると決めたときの『やりきり力』…求道者じゃないんかなと思います」と例えた大原。「色んな人に迷惑かけたので、それを取り返すように何倍もおもしろくなって、ネタとかでみなさんを楽しませるためにがんばっていきたい」と語った。
『原田フニャオ曲芸単独ライブin大阪』の配信チケットは、吉本興業のチケットサイト「FANY」にて6月28日昼12時まで販売中、見逃し視聴は同日夜11時59分まで。料金は1500円。
(Lmaga.jp)
