孤高の天才・プリンスのドキュメンタリー映画 命日に公開決定&ポスター解禁

2016年に逝去したミュージシャン・プリンス(本名:プリンス・ロジャーズ・ネルソン)の真実に迫るドキュメンタリー映画『プリンス ビューティフル・ストレンジ』が、6月7日に公開決定。それに伴い、プリンスの命日でもある4月21日にポスタービジュアルが解禁された。

1978年のデビュー以来、作詞・作曲・歌唱・演奏・プロデュースのすべてを自らおこなう超絶マルチプレイヤーとして注目を集めたプリンス。アフロアメリカンの音楽と白人の音楽を融合し、実験性と大衆性を兼ね備えた音楽スタイルで、公式発表されたアルバムは実に40枚以上(トータルセールスは1億5000万円超!)。制作過程でお蔵入りになった作品も多く、死後、スタジオの金庫から発見されたアルバムは数十を超えると言われており、ポール・マッカートニーが「クリエイティブの巨人」と称するなど、まさに唯一無二の「孤高の天才」だった。

住民の99%が白人というアメリカ・ミネアポリスで生まれたプリンス。今回のドキュメンタリー映画(配給:アルバトロス・フィルム)では、公民権運動の渦中、ジェームス・ブラウンらも訪れた地元のブラックコミュニティ「ザ・ウェイ」での音楽的な原体験、恩師や家族が語る幼少期の裏話のほか、チャカ・カーン、チャックD、ビリー・ギボンズといったプリンスを敬愛するミュージシャンの貴重なエピソードも多数収録。孤高の天才の誕生から突然の悲劇までを収めている。

音楽評論家でラジオパーソナリティのピーター・バラカンは、「プリンスと共に、彼が育ったミネアポリスがある意味でこのドキュメンタリーの主役になっています。デビュー前に拠点となっていたクラブ、ファンのために突然ライヴを開催したペイズリー・パークなど、新発見の多い映画です」とコメント。

解禁されたポスターには、「世界中が悲しみの雨に濡れた突然の悲劇から8年 孤高の天才“プリンス”の真実に迫る傑作ドキュメンタリー」というコピーとともに、プリンスがチューインガムを膨らます正面の顔と、そのガムを指に絡めて怪しく微笑む横顔が。全体的にイメージカラーである淡いパープルに染まっており、右上には1994年に「プリンスの死」を宣言し、自らの名前を読み方のないものにしたシンボルマークが刻まれている。

(Lmaga.jp)

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