必死のパッチで20年目 GWに開催される大阪の名物フェス「OTODAMA」

関西の名物プロモーター「清水音泉」が主催する野外イベント『OTODAMA'24 ~音泉魂~「必死のパッチで20年目! 大感謝祭」』が、5月4日と5日に「泉大津フェニックス」(大阪府泉大津市)にて開催される。

ネームバリューのあるベテランアーティストから知る人ぞ知るニューカマーまで、幅広くも独自のカラーを感じさせるブッキングで音楽ファンからの信頼が厚い『OTODAMA』。台風による2度の中止などさまざまな困難に見舞われながらも、2005年から2019年まで「泉大津フェニックス」で毎夏に開催。コロナの影響などで2年半ぶりとなった2022年より時期を春に移して再始動し、今年で20年目を迎える。

今年は4日がクリープハイプ、サンボマスター、岡崎体育、ヤバイTシャツ屋さん、キュウソネコカミ、5日がEGO-WRAPPIN’、OKAMOTO’S、奥田民生、くるり、崎山蒼志、清水ミチコ、STUTS、never young beach、怒髪天、ピーズ、羊文学など、例年にも増して豪華かつディープだ。

アーティスト側も「お仕事」を超えて『OTODAMA』のためなら何とか駆けつけようというノリノリ感があって、本番中にスタッフがアーティストにチャチャを入れたり、愛のあるヤジが飛び交ったり。

イベンター「清水音泉」の主催イベントとあって、出演順のことを「入浴順」といったり、ステージを大浴場、露天風呂、源泉テントと呼ぶなど、随所に洒落が効いているのも楽しい(ちなみに両日とも入浴宣言はおなじみレイザーラモンRG!)。

ゆるいながらも、その場にいる全員が本気で遊んでいる。この大人の学園祭的ムードはフェス多しといえど、『OTODAMA』ならではだよな~とニンマリしてしまう。常連組はもちろん、好きなアーティストが出るし・・・という人も、ここでしか味わえない世界を体験しに行こう。

チケットは2日通し券1万6500円、1日券8800円、学割1日券6600円(4日の学割券は完売)。保護者1名につき、同伴の中学生以下1名まで無料で入場可能。

文/井口啓子

(Lmaga.jp)

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