関西のレジェンド・浜村淳『怪物』出演の14歳若手俳優にムチャ振り「どういう歩き方するんですか」

関西の映画ファンが始めた映画祭『おおさかシネマフェスティバル 2024』の授賞式が3月3日、ホテル「エルセラーン大阪」(大阪市北区)にて開催。新人男優賞には、是枝裕和監督の『怪物』に出演した黒川想矢と柊木陽太の2名が選ばれた。

1976年、関西在住の映画好きたちによって立ち上げられ、東京選考とはまた違う魅力の映画イベントとして親しまれてきたた同映画祭。授賞式では、『怪物』で安藤サクラ演じる主人公の息子・湊役を演じた黒川と、その親友・依里役を演じた柊木がそろって新人男優賞を獲得した。

作中では同級生役を演じたものの、実年齢は黒川の方が2つ年上だという2人(黒川が14歳、柊木が12歳)。総合司会をつとめる浜村淳から、「映画のなかでは仲の良い2人になりますよね。撮影現場ではどんな風に過ごしましたか?」と聞かれ、柊木は「よく話してましたし、喧嘩もしつつ撮影現場でいろいろなところに行きました」と振りかえった。

また、演技上で大切にしていることを問われた黒川は、「歩き方を大切にしています」と回答。浜村が「例えば、どういう歩き方をするんですか」とまさかのムチャ振りをすると、戸惑い気味に「理科が好きな人の歩き方をやります」と歩き方を披露し、会場を和ませる場面もあった。

ほかの部門では、主演男優賞に『エゴイスト』の鈴木亮平、主演女優賞に『愛にイナズマ』の松岡茉優、助演女優賞に『高野豆腐店の春』の中村久美がそれぞれ受賞している。

取材・文/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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