よゐこ&Aぇ!groupの番組、道頓堀の「ニホンウナギ」保全プロジェクトを発足

2025年の大阪・関西万博に向けて、芸人・よゐこと関西ジャニーズJr.のAぇ! groupがさまざまな実験&調査に挑むバラエティ番組『関西ジャニ博』(MBS)。道頓堀川で絶滅危惧種のニホンウナギの捕獲に初めて成功してから半年が経ち、「ニホンウナギ」保全プロジェクトの発足を発表した。

「発見」から次のステージ「保全」に取り組むプロジェクト『道頓堀川ウナギのすみかつくり』を立ち上げたという同番組。これまでどおり「おおさか環農水研生物多様性センター」全面協力のもと、あらたに大阪市の後援を得て、道頓堀川ニホンウナギの継続調査、保全に着手した。

■ 佐野晶哉が考えた標語が採用「びっくりしました」6月7日におこなったロケでは、期間限定で「道頓堀商店街」のど真ん中に大々的にポスターを掲示し、道頓堀川で採れた生きたウナギを連れ、生息の認知を高めるパレードを敢行。「道頓堀商店会」の全面協力で実現したものだったといい、今後も道頓堀川のニホンウナギに地元とともに向き合っていくという。

5月10日のロケでメンバー全員が考えた標語のなかから今回、晴れて「道頓堀商店街」での掲示に採用されたメンバーの佐野晶哉(道頓堀 ウナギのぼりに Aぇ川に)は、「めちゃくちゃうれしかったですね! 写真とか、おかげさまで最近少しずつ露出が増えてきましたが、『自分の考えた言葉』があれだけ想像の5倍くらい大きな看板になって道頓堀に飾られていたので、びっくりしました。これをみて1人でも多くの人たちに、道頓堀川にニホンウナギがいるということを知ってもらいたいです」と意気込んだ。

■「論文にして保全にまで展開する、ユニークな番組」ウナギに詳しい「大阪動植物海洋専門学校」の亀井哲夫校長は、「バラエティ番組でありながら、道頓堀川でニホンウナギが初めて獲れたことを『獲れた』で終わらせず、そのウナギの回遊履歴を論文にして、さらに地元を巻き込んだ生息環境の保全にまで展開するユニークな番組。今後、道頓堀川が水生生物の豊かな川になるように見守っていきたい」とコメント。

また、ニホンウナギの捕獲から保全まで全面協力、論文にまでまとめた「おおさか環農水研生物多様性センター」の山本義彦さんは、「都会の真ん中で生きもののすみかを増やし、生物多様性を通して街の 活性化にも貢献しようとする『関西ジャニ博』のネイチャーポジティブな取り組みにこれからも期待しています。大阪は生物多様性のトップランナーになれますね!」と語った。

この模様は7月8日の『関西ジャニ博』で4回にわたって放送される。時間は深夜1時28分から(関西ローカル)。

(Lmaga.jp)

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