現存する唯一の「遊園地内マクドナルド」、大阪の老舗だけだった

全国に約3000店と、数あるファーストフードチェーンのなかでも圧倒的な店舗数を誇る「マクドナルド」(代表:日色保)。そんな老若男女に愛されるハンバーガー店だが、「遊園地内」となると、2023年2月時点で実在するのは全国で「ひらかたパーク店」(大阪府枚方市)のみなのだ。

1910年に開園し、岡田准一扮する「超ひらパー兄さん」でお馴染みの「ひらかたパーク(通称:ひらパー)」。マクドナルドは入り口からほど近いパームウォーク内にあり、1996年3月にオープンした。出店の経緯について、マクドナルドの広報担当者は「ご来園のみなさまにお楽しみいただきたいとの思いから」とコメントしている。

約30年余り、場所を変えることなく営業してきた同店。パームウォーク同様の外壁の質感で、ひらパー内にすんなりと馴染んでおり、現在も土日には長蛇の列を作っている。1階は42席(2015年に内装をリニューアル)、そして2階部分は広々としたテラス席になっている。 

テラス席への階段を上がると、目の前には稼働時の音にいつもビックリしてしまう、木製コースター・エルフが鎮座。そして同パークを語るに忘れてはならない「超ひらパー兄さん」の顔ハメパネルも、かなりのアピールをしている。遊園地内という土地柄、テラス席に座っていると、時折アトラクションからの悲鳴が店内BGMのように流れてくるのもまた一興。

最近では「グリーンランド」(熊本県荒尾市、2022年8月末閉店)、かつては「みさき公園」(大阪府泉南郡)などにも店舗はあったが、現存するのは「ひらパー」のみ。現在も敷地のすぐ外に店舗があるテーマパークは多々あるが、「遊園地×マクドナルド」という貴重な存在として、これからも来園者のお腹を満たしてくれるだろう。

(Lmaga.jp)

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