大阪が目指すNo1、ストレスフリーでLGBTQに観光を

LGBTQの人たちがストレスフリーで旅行を楽しめる「LGBTQツーリズム」。5月30日、大阪観光局がその受け入れでアジアNo.1を目指すと発表し、ドラァグクイーンとともに旅行商品をアピールした。

今回は「LGBTQツーリズム」の受け入れ環境を整備するため、ドラァグクイーンとともにゲイバーを訪れたり、ナイトクルーズやホテルでパーティー開催など、有意義な体験ができる5つの旅行商品を企画。

会見にはドラァグクイーンとして活動するアンジェリーナ・じゅり子さんとAKIKO KARDASHIAN(アキコカーダシアン)さんがゴージャスなメイクと衣装で登場し、「大阪出身で大阪が大好きなので、LGBTQ当事者としてすごくうれしい企画。ぜひ大阪にはアジアNo.1になってほしい」(カーダシアンさん)と笑顔を見せた。

さらに、「大阪自体は(LGBTQを)結構受け入れてもらえていると思うけれど、どうしても夜の世界。お昼の露出が増えたり、マイナスイメージを払拭して、良いイメージを持っていただきたい」とアピール。

なかには参加者がドラァグクイーンに変身して街に繰り出す商品もあり、より身近に感じることができそうだ。旅行商品は2万1500円~、申し込みは大阪府観光局の専用サイトにて。

(註釈)

「ドラァグクイーンとは」

=ゴージャスな衣装と派手なメイクで性別を超越した美しさを持つ人々のこと。

「LGBTQとは」

=レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(両性愛者)、トランスジェンダー(生まれたときの性別と自認する性別が一致しない人)、クエスチョニング(自分自身の性のあり方を決められない、分からない、または決めない人)らの総称

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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