『鬼滅の刃』声優・松岡禎丞、壮絶な収録を振りかえる「血が出るくらい振り絞った」
興行収入400億円を突破し、国内歴代1位の記録を塗り替えた映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』。そのDVD・ブルーレイ早期予約者向けの舞台挨拶が7月11日、大阪市内でおこなわれ、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)役の声優・松岡禎丞が登壇した。
イベントでは、1年以上前におこなわれたという劇場版の収録を回顧した松岡。「映画だからといって、気合いを入れるわけにはいかない。何でかって言うと、テレビアニメから地続きでやっているものなので、自分たちとしてはいつも通りの(演技の)感覚でやるべきだと」と明かした。
さらに、「1回目は、ここから戦闘に入るってところで終わって、2回目は朝から晩まで戦闘だったんですよ(笑)。大変でしたよ本当に」と苦笑。
激しい戦闘シーンで喉への負担も大きかったことを明かし、「『これはやばい、危険信号が出てる! 喉がチクチクしてる!』って。でも、ほかのキャストの人も魂削ってお芝居している。ここでやらなきゃ、なんのために声優になったかわからないし、プロとしておかしいだろうと。1番のピークは炭治郎にかけた伊之助の言葉ですよね、『弱気なこと言ってんじゃねえ』と。あのときに限界を超えてたんで、血が出るくらい振り絞った」と壮絶な収録秘話を披露した。
映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、7月22日~29日に期間限定上映会を実施。登場人物・煉獄杏寿郎の誕生日を記念した特典も配布されるという(実施劇場などは公式サイトにて)。
(Lmaga.jp)