生産者を支援、人気料理家が監修する「直送調理キット」で高知を満喫

予約が取れないと評判の「吉田麻子料理教室」(大阪市)を主宰する料理家・吉田麻子さんと、野菜ソムリエ上級プロの野口知恵さんが監修した、高知県のこだわり食材調理キット「土佐旨いもの便り」の販売が20日、インターネットサイト『高知のお野菜Haruna』でスタートする。

同プロジェクトは、吉田麻子さんと野口知恵さん、そして全国の飲食店に高知食材を卸売りする「Haruna」(本社:高知県高知市)がタッグを組み、新型コロナ感染拡大防止による休業要請の影響で行き場を失った高知県のこだわり食材と、その生産者を救援するために企画されたもの。

南国の太陽の恵みをたっぷり受けた味の濃い野菜や果物、獲れてすぐていねいに処理した新鮮な魚介類、シェフも惚れ込む高級畜産物など、通常なら一流レストランを中心に卸され、一般には出回りにくい高知の厳選食材が、写真付きのレシピや生産者情報と一緒に届けられる。

キット内容は2人前の献立と食べきりサイズの各2食分。たとえば4月発送分の献立は、1食目が「カツオの塩タタキ、パプリカとしらすの塩こうじ炒め、新玉ねぎのみそ汁」、2食目が「四万十ポークと花にらの甘酢炒め・フルーツトマトときゅうりの四万十青さのり和え・乾燥えのきと土佐ジローたまごのスープ」という具合で高知を満喫できる。

吉田さんは、「とにかく新鮮な素材ばかり。カツオは獲れた日に神経じめにしてワラ焼きし、翌日には消費者に届きます。ポン酢でもおいしいのですが、ぜひ一緒にお送りする天日干しのお塩で召し上がってみてください」と勧める。

1食約30分弱で、わずかな調理道具で作れるのも魅力だ。サイトから動画でも作り方を確認できる。4月以降も偶数月に販売予定。1回6600円(送料別途)。

(Lmaga.jp)

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