神戸・人気ベトナム雑貨店、カフェでローカルごはん提案

岡本で人気を集めるベトナム雑貨店「ラクシュミー」(神戸市東灘区)が、ベトナムカフェ&雑貨店「De thuong(イエトゥーン)」をオープン。まるで現地を訪れたかのようなローカル気分を演出する。

オーナーの松本さんが仕事で長期滞在したことのあるベトナムで出合った数々の雑貨を扱う「ラクシュミー」を奥様の君代さんが経営して10余年。「雑貨店よりも頻繁に! 毎日でも訪ねてもらえるような店を作りたいと思って」と11月にオープンしたのが鮮やかな青と黄色の外観がひときわ目立つカフェだ。

メニューは松本さんが、現地の仲間や友人と一緒に食べたり飲んだりしながら教わった料理を再現。現地で調達するライスペーパー、ニョクマム、チリソースといった食材に、国産の肉や新鮮な有機野菜を使用したフォーや揚げ春巻き、ベーカリーにパンを特注してベトナム風サンドイッチ・バインミーなどを提供している。

ハノイ発祥の看板メニュー・ブンチャーは、ヌクマムベースのスープに、米粉の麺、揚げ春巻き、つくね、サニーレタス、シソ、オニオンスライス、なます、きゅうり、ピーナツ、パクチー、えびせんなどを豪勢にトッピング。サラダ感覚でいただけると女性客から人気を集めているそう。

また、カフェの一角には、「ラクシュミー」からセレクトされた刺繍が繊細な巾着やコースター、マスクといった布小物や食器やカトラリーなどが並ぶ雑貨コーナーも。イエローの漆喰壁が明るく、藤の椅子が並んだ店内は、さながら穏やかな空気が流れている現地の雰囲気そのものだ。

「今後はカフェらしく、スイーツメニューも増やす予定」と、ベトナム風ぜんざい「チェ」も近々登場予定。営業時間は10時~20時、JR摂津本山駅から徒歩8分。

取材・文・写真/いなだみほ

(Lmaga.jp)

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