齊藤工「エンタテインメントは心の薬」、M-1優勝を狙う見取り図にエール
俳優・監督の齊藤工(俳優名義は斎藤工)、お笑いコンビ・見取り図、ミュージシャンのSalyuが11月29日に、大阪・堺市でおこなわれた『世界遺産劇場 百舌鳥古墳群 produced by TGC』の会見に登場した。
齊藤工発案の移動式映画館「cinema bird(以下シネマバード)」とのコラボイベントとして開催された同企画。世界文化遺産に認定された「大仙古墳(仁徳天皇陵)」で有名な「大仙公園」で、映画、ライブ、お笑い、トークなどが繰り広げられた。
「シネマバードは被災地を中心に7年ぐらい開催してきて、今回お話をいただいて繊細な時期なので迷いもあったんですけれども。堺市の方と(永藤)市長からもこういう時期だからこそ、野外で、ソーシャルディスタンスで、安心安全にエンタテインメントを・・・という思いに賛同いたしまして、開催にいたりました」と齊藤は経緯を説明する。
また、コロナ禍においてエンタテインメントの重要性を再認識したといい、「お笑いも音楽も映画も大好きなので、こういう時期に心の処方箋というか、薬になるんだなというのを痛感しております。コロナ禍で不要・不必要だのものが見え、新しくアップデートしなければいけないものがたくさん見えたと思います」と語った。
自粛期間でいろいろ実現できなかったなか、今年やり残したことを問われ、Salyuは、「また情勢も厳しくなっていますが、今しかできないことを大切に過ごしていければと思っています。安全・健康ということを一番に、この時間を糧にできるように」とコメント。
また、今年で3回目の『M-1グランプリ』ファイナリストを狙う取り図は「M-1の優勝です。自粛中もM-1とだけつぶやいていました。M-1のことしか考えていない」(盛山)、「最大の敵は己」(リリー)と意気込む。それに対して齊藤は、「見取り図のお2人はある種、天下とってる(『すっごい小さな国じゃないですか!?』と見取り図・盛山がツッコミ)。応援してます」とエールを送った。
(Lmaga.jp)