滋賀在住ライターが選ぶ、地元っ子から愛されるスイーツ5選
歴史ある定番や地元民に愛されるローカル菓子から、県外では知られていないレアものまで、滋賀在住のグルメライター・中河桃子が紹介。彦根の彦根城、近江八幡の八幡堀、長浜の城下町などいずれもノスタルジックな街並みを楽しめ、おすすめのエリアなので観光がてらお出かけを。お取り寄せにもおすすめ(状況により、営業時間・休業日が変更する場合あり。各店舗に要問い合わせ)。
看板に掲げる店自慢の品
「チーズケーキの店 アンデケン」のチーズケーキ
地元っ子から長く愛される近江八幡の洋菓子店「チーズケーキの店 アンデケン」の人気商品は、丁寧に泡立てたメレンゲ入りの生地をじっくりと蒸し上げたスフレタイプ。ふわふわの食感としゅわっと溶ける軽やかな後口は、50年前から変わらない。
「アンデケン」はドイツ語で「思い出」を語源としており、家族の良き記憶であり、甘いものが苦手な男性からも支持されている。5号・直径15cm1590円~(通販1740円~)。6~9月限定で「宇治抹茶チーズケーキ」バージョンもあり(店頭のみ)。
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近江の手軽なお持たせ、平たい羊羹
「和た与」のでっち羊羹
住み込みで働く見習い小僧「丁稚(でっち)」が、休み明けに親元から京都や大阪の奉公先へ戻るときに買い求めたことから、「でっち羊羹」と呼ばれる近江の銘菓。「和た与(わたよ)」では十勝産の小豆と高級菓子に使われる白双糖で炊いた自家製のこし餡を、竹皮の上で平たく整えて蒸し上げている。
つなぎに入れる少量の小麦粉がもたらすもちっとした食感、飽きのこないキレのある甘み。加えて持ち運びしやすいスリムな形や、竹皮ごとカットすると手を汚さずに食べられる包装など、シンプルながら考え抜かれた手土産の鑑は、ご近所さんへのお裾分けにもぴったりだ。1本324円。
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湖北の大豆から生まれた、やさしい味わい
「ムーンフードジャパン」のムーン豆乳アイス
東野さんとポーランド出身のマーシーさん夫妻による、滋賀県長浜市の「ムーンフードジャパン」。かつてポーランドで製造・販売していた乳製品・卵など不使用のヴィーガンのアイスクリームを東野さんの故郷で手作り。
「3年かけてやっと完成しました」と語る夫婦のアイスは、地元の農家から仕入れる無農薬自然栽培の大豆を、手作業で丁寧に絞る工程から始まる。口溶けをよくするココナッツオイルや、甘味づけの奄美大島産きび砂糖などをバランスよく配合したアイスは、大豆の風味が濃厚でありながら、後口は驚くほどあっさり。
フレーバーは「ココナッツとバニラ」「チョコレート」「宇治抹茶」「純粋豆乳」「ソイラテ」「滋賀の苺」の6種。動物性の材料や添加物を使っていないため、子どものいる家庭にも喜ばれているそうだ。店舗はなく、通販のみ6個入2500円。
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彦根・井伊家ゆかり、歴史と伝統の和菓子
「いと重」の埋れ木
1809年創業、国宝・彦根城の城下町に店を構える「いと重」は、古くは彦根藩主の井伊家に菓子を納めていた老舗。徳川幕府大老、井伊直弼が主役のNHK大河ドラマ第一作『花の生涯』で、直弼公が彦根時代に過ごした居宅「埋れ木舎(うもれぎのや)」が全国的に知られたことがきっかけになり、菓子「埋れ木」もヒット、同店の代表銘菓になった。
1時間ほど繰り返し練り上げて作る極上の求肥で、白あんを包み、抹茶が香る最高級の和三盆糖をまぶした和菓子。砂糖の繊細な口どけ、柔らかでありながらコシのある求肥、上品な白あんのコンビネーションは紅茶やコーヒーとも好相性だ。とはいえ、地元では大名茶人としても知られる直弼公にちなみ、まずはお抹茶と合わせたい。8個入864円。
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ナッツとドライフルーツの絶妙な組み合わせ
「Going-Nuts!」の燻製アンチエイジングミックス
グレードの高いナッツを求めて、店主自ら海外へ視察に赴くなど、高品質にこだわるカリフォルニアナッツとドライフルーツの店「Going-Nuts!(ゴーイングナッツ)」。「一緒に食べた時のおいしさを追求して」ナッツとドライフルーツを独自に組み合わせているだけあって、そのハーモニーが見事。
例えば「燻製アンチエイジングミックス」は、オメガ9脂肪酸・オレイン酸を豊富に含むピーカンナッツが主役。ウイスキーオークとヒノキのチップで自家燻製したナッツを、デーツやゴールデンベリーなどとミックス。鼻にぬけるスモーキーな香りと、ドライフルーツの酸味や甘味は酒のアテにもおすすめだ。50g500円(オンライン限定商品)
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(Lmaga.jp)
