京都・西陣の生地問屋制作の和柄マスクが話題…「鬼滅」新刊発売きっかけで
京都・西陣で国産和柄生地を販売している「京都西陣 伴戸商店」(京都市上京区)が制作した和柄マスクが、人気漫画『鬼滅の刃』のキャラの着物を彷彿とさせるとSNSで注目が集まっている。
同店は約2万5000種類の柄を保有する生地問屋。もともとストックしている伝統柄(市松文様・麻の葉文様)を使用してマスクを制作し、4月から販売していたが、13日の『鬼滅の刃』新刊発売に合わせてツイートしたところ、反響があったという。
ポリエステル素材を使ったマスクなので、洗って使い回せる。「マスク不足を少しでも解消出来ればという思いと、「少しでも楽しんでほしい」という思いで製作に至ったと同店スタッフは話す。
大人用に加え、小学校1年生前後の子どもの顔の大きさに合わせたキッズサイズも展開しており、SNSでは「かわいすぎる」「うちの子が喜ぶ」と幅広い層から注目が集まっている。
同店スタッフは、「反響が多くて驚いています。ぜひほかの伝統柄もあるので、いろんな文様をチェックしてみて」と呼びかける。マスクは1つひとつ手作業で作られる縫製加工のマスク(900円)のほか、超音波カッター加工の立体マスク(900円)など。
取材・文/小田切萌
(Lmaga.jp)
