マネージャーのミスで笑いとるジュニアに「優しい人なんやな」って

千原ジュニア主演ドラマ『新・ミナミの帝王』(カンテレ)のシリーズ最新作2本が2020年1月13日と18日に放送される。

放送スタートから10年目を迎える同ドラマは、漫画『ミナミの帝王』(週刊漫画ゴラク連載中)を実写化した作品で、カンテレでは千原ジュニア主演で制作。ジュニアと、相棒役を務める大東駿介がドラマについて語った。

──10年目という節目を迎えるにあたって感想は?

千原「最初は一話で終わると思ってましたが、まさかこんなに続くとは感慨深いです。(千原が出演している)バラエティーを入れても1、2を争う長寿番組です」

大東「僕も俳優歴15年くらいなので、その3分の2をこの作品で過ごしてるというのは感慨深いです。当初はジュニアさんとの距離をどう縮められるかと思っていましたが、当たり前のように年に1回お会いできて、互いの近況を報告しあえることに幸せを感じます」

──大東さんが初めて千原さんと会ったときは緊張していたそうですね?

大東「1作目のスタジオ撮影のとき、控室でいきなり『おいっ!』ってジュニアさんの怒鳴り声が聞こえたんです。ジュニアさんが買ったばっかりのiPhoneをマネージャーさんが落として、その場の空気が一瞬ピリッとしたんです。その空気に気付いたジュニアさんは、『お前、りんご(アップルマーク)欠けてるやんけ!』って言って笑わせ、場がなごんだんです。それを見て『ああ、この人はやさしい人なんやな』って思いました。あれは今も忘れられないですね。あの緊張と緩和が、ジュニアさんを物語ってて。あれがすべての始まりでしたね」

千原「全然覚えてないわ~(笑)」

──これまで放送されたなかで、一番印象に残った作品は?

千原「やはり地面師がテーマの作品ですね。撮影しているときは、まだあの地面師詐欺事件(2018年11月)が報道されてなかったですもんね」

──ドラマが現実を先取りした感じでした。そういった方向性については?

大東「『新・ミナミの帝王』で出来ることってなんやろなと、前半の5年くらいで模索してたんですよね。でもここ最近『新・ミナミの帝王』が今の社会の流れを反映していたり、むしろ先取りすることもあったりと、ドラマだからできるメッセージの発し方ってあるんじゃないかと思うようになりました。起きた事件にああだこうだとコメントするよりも、ドラマだからこそできる『心を刺激する何か』がある気がしています。今回の2つの話は、それがよくわかる作品だと思います」

千原「そこにいる誰が巻き込まれてもおかしくない事件を描いていて見やすいと思います。ぜひ見てください」

世間を騒がせたバイトテロ事件をテーマにしたドラマは、1月13日・午後3時20分から放送される。

(Lmaga.jp)

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