駅前の百貨店内に図書館が新設、変わる神戸市西部の街並み

神戸市営地下鉄「名谷(みょうだに)駅」に隣接する「大丸須磨店」(神戸市須磨区)内に、「名谷図書館(仮称)」が新設。市の人口減少対策『リノベーション・神戸』のひとつとして、神戸市の久元喜造市長が12月18日の定例会見で発表した。

新しい図書館は、「大丸須磨店」の4階フロアを活用。広さ1300平米、蔵書は7万冊の規模で、2020年度末のオープンを予定している。これは、同店のリニューアルを知った神戸市と双方が協議を重ね、実現した。

名谷は高度経済成長期にニュータウンとして開発され、神戸市の中心部・三宮へは地下鉄で18分とアクセスも良好なエリア。今回の『リノベーション・神戸』では図書館のほかにも駅周辺を大きくリニューアルし、老朽化した地域を一新したい考えだ。

図書館を設ける意図について久元市長は、「人を呼び込むにはひとつのことだけをしていてはだめで、いろんな施策を組み合わせて街の魅力を高めないといけない。その魅力の大きなひとつになるのが図書館ではないか」と話した。

駅ビルを明るく改装するほか、隣接する商業施設「須磨パティオ」も子育て世代向けにリニューアル。芝生広場やパラソルつきのテーブルを設置し、人々が集いやすい空間になるという。

取材・文/合楽仁美

(Lmaga.jp)

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