朝ドラで自由奔放な次女を演じる桜庭ななみ「父・常治とは似たもの同士」
連続テレビ小説『スカーレット』(NHK)で、主人公・喜美子ら三姉妹の次女・川原直子を演じる桜庭ななみが、自身の役柄について語った。
台本を読んだ際、父・川原常治の描き方に衝撃を受けたという桜庭。「なんでこんなにワガママなの? お金の遣い方も荒いし、お酒も飲むし。でも、どこか愛嬌があってかわいらしい部分もある・・・」との印象を持ったという。
ことあるごとに衝突する直子と常治だが、「あれ、これって直子にどこか似てない?・・・と。自由奔放だけど、かわいらしい部分が直子にもあって、お父さんのDNAを100%受け継いでいる、似たもの同士」と分析。「だからこそ、お父ちゃんと直子は、ぶつかってしまうんだと思います」とも。
自身は、姉と弟に挟まれた次女の桜庭。「直子と共通しているところはあります。やっぱりお姉ちゃんに頼ることも、譲ってもらうこともたくさんあるし、だからこそワガママでいられる部分も。直子も『お姉ちゃんなんて嫌い』と言いながら、すごく好きなのだと思うので、そういったところも、ちょっとした表情でみせられたら」と意気込む。
姉・喜美子役の戸田恵梨香については、「すべてのシーンに神経を走らせて、セリフの一言ひと言の意味をしっかり考えて演じられていて、とても参考になります」とリスペクト。「戸田さんからアドバイスをいただくことも多く、自分にないものをすごく引き出してくださる」と、実の姉のように慕っているようだ。放送は、2020年3月28日までの全150回。
(Lmaga.jp)