ビビット終えた真矢ミキ「人生の悲喜こもごもを受け止めた」
元宝塚歌劇団花組トップスターで、1999年に女優デビュー後は映画やCMなど多方面で活躍する女優の真矢ミキが、5年ぶりに舞台復帰を果たす『正しいオトナたち』。その兵庫公演の取材会が大阪市内でおこなわれた。
本作は子ども同士のケンカについて2組の夫婦が話し合ううち、それぞれの奥底にある感情が爆発する4人芝居。2009年トニー賞演劇部門最優秀作品賞などに輝き、2011年にはロマン・ポランスキー監督によって映画化もされた。
真矢が演じる教養ある女性作家のヴェロニックは、「石橋を叩いて叩いて、橋がなくなったというタイプ」とユニークに説明。真矢自身も、「めちゃくちゃ石橋を叩く人で、橋を壊しはしなかったけど、点検時間がすごく長い人でした」と笑う。
ただ、今年9月で終了した朝の情報番組『ビビット』(TBS)のMCを務めてからは、「短いなかで集中するべきだと学びました」という。「役者は人の人生を演じさせてもらうわけで、4年半、人生の悲喜こもごもを番組でしっかりと受け止めたからこそ、初めてのストレートプレイに今どっぷりとつかることが楽しいです」と充実した表情。
「自分をさらけ出し、『そこは見せたくなかった』というような人間性がボロボロ見える、格好つけない役作りができたらなと思います」と、真矢が体当たりで挑む本作。兵庫公演は12月7日・8日に「兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール」(西宮市)にて。チケットは8500円(発売中)。東京、名古屋でも上演。
取材・文・写真/小野寺亜紀
(Lmaga.jp)
