大阪府に眠る「10億円の美術品」、吉村洋文知事は貸し出しを検討
大阪府の吉村洋文知事は11日、「大阪府庁」(大阪市中央区)でおこなわれた囲み取材で、府がバブル期に約10億円かけて収集した美術品について言及した。
現在、バブル期に集めた絵画を含む美術品の多くは府が管理を行っているが、2割ほどしか活用されておらず、その大部分は倉庫に眠っている状態だ。吉村知事は、「美術品は観てもらわないと意味がない。府で抱え込むのではなく、より多くの美術品が日の目を見るようにしていく」と語る。
しかし、府では現在美術館を持っておらず、今後も美術館を新設する予定はない。これに対し吉村知事は、「大阪市には美術館が6館あり、新美術館(大阪中之島美術館)もできる。また、堺にも美術館があるため、今後、連携して展示に合うものがあれば貸し出していく」とコメント。
さらに「ほかの都道府県や政令指定都市にも、要請があれば貸し出し、より多くの人に観てもらう方向性で進める」と語った。
取材・写真/岡田由佳子
(Lmaga.jp)
