食品ロス削減に向けた取り組み、大阪・福島に肉デリ専門店

ソーセージやハムなどの肉デリ専門店「MEAT DELI Nicklaus’(ミートデリ ニクラウス)」(大阪市福島区)が、9月15日にオープン。酒場が多い福島エリアで店選びの新たな候補となりそうだ。

フランス語で肉加工業を指す「シャルキュトリー」というスタイルで、主役は肉を使ったデリ。ヨーロッパさながら、ソーセージやハムが各種そろい、「フォアグラと鴨のテリーヌ」「パテ・アンクルート」などフレンチのレストランやバルで楽しめるようなメニューも。

運営するのは、ミートスライサーなど食肉加工機械を製造するメーカー「なんつね」(本社:大阪府藤井寺市)。同社の90周年を記念し、食肉業界を活性化する事業としてオープンに至ったという。

「ただお肉を売るのではなく、加工することで街の精肉店の新しいモデルにもなればうれしい」と社長の南さんは、新たな挑戦を語る。「肉のあらゆる部位を余すことなく使えるパテやテリーヌなどのシャルキュトリーは、おいしいだけでなく、食品ロスを減らすことができ、牛や豚の命を大事にいただけることも魅力です」という視点から企画されたそうだ。

2階は商品を製造するファクトリーで、1階はショップ兼ビストロ。量り売りで好きな量を楽しめるほか、ソーセージやベーコンなどが入った「お肉屋さんのポテサラ」(580円)などの一品もそろい、オリジナルのクラフトビールやワインとともにいただける。営業は11時~23時。場所はJR大阪環状線「福島駅」から西へ徒歩7分、高架下に位置する。

取材・文・写真/野村真帆

(Lmaga.jp)

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