世界でひとつだけの新しいドラえもんを発見、大阪で展覧会

藤子・F・不二雄先生の手により1970年に誕生した『ドラえもん』。国内外で活動する28組のアーティストがそれぞれのドラえもんを表現する『THE ドラえもん展 OSAKA 2019』が、「大阪文化館・天保山」(大阪市港区)で7月12日からおこなわれる。

現代アートからは、村上隆、奈良美智、山口晃、森村泰昌といったそうそうたる面々が参加。そのほかにも、写真家の蜷川実花と梅佳代、漫画家で近年は美術活動にも熱心なしりあがり寿、アートディレクターでKAWAII(カワイイ)カルチャーの第一人者としても知られる増田セバスチャンも名を連ねる。つまり本展は、各界を代表するアーティストの表現を通して、新しいドラえもんを発見できる展覧会なのだ。

実はこの展覧会は2002年に開催されており、今回が2度目。前回の出品作家で、その後さらなる活躍を続ける村上隆、奈良美智、蜷川実花らは新作を出品する。17年の歳月を経て時代の価値観は大きく変わったが、ドラえもんは今もみんなの心に息づいているはず。本展を通して、自分にとってのドラえもんを見つけ出してほしい。それも本展の大きなテーマである。料金は一般1500円、期間は9月23日まで。

文/小吹隆文(美術ライター)

(Lmaga.jp)

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