ブルゾンちえみが絶賛「鈴木杏と良い関係に」
タレント・ブルゾンちえみが、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作、鈴木裕美演出の『フローズン・ビーチ』で舞台に初出演。共演する鈴木杏らとともに先日おこなわれた本読み稽古では、友人役の鈴木の演技に感激したという。
11日に大阪市内でおこなわれた取材会で、「鈴木杏さんはやっぱり上手(笑)。私がどんなボールを投げてもうまくキャッチしてくれますし、打てばホームランばっかり」と絶賛したブルゾン。
「間(ま)もベストな感じですし、どんな言い方をしても面白い会話になります。物語の上でも杏さんと絡むことが多いので、舞台上でもそれ以外でも、いい関係になれたら」と期待する。
本作は、1998年にKERA主宰の劇団ナイロン100℃公演として初演、第43回岸田國士戯曲賞を受賞。2002年には再演されるなど、作品のファンも多いなか、今回は朝倉あき、シルビア・グラブを加えた女優4人で新たに作り上げる。
「前の公演を超えなきゃいけないのかなというプレッシャーもあったのですが、今はこのカンパニーならではの新しいものをご提供しようという気持ちです」と意気込みを話した。大阪公演は、8月16日~18日に「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)にて。チケットは9000円ほか、5月18日に発売される。
取材・文・写真/岩本和子
(Lmaga.jp)