新トレンドも提案、梅田で世界のティーフェス開幕

茶葉、茶器、お茶菓子など、お茶の時間を提案する催事『ワールド・ティー・フェスティバル2019』が5月16日、「阪急うめだ本店」(大阪市北区)でスタート。紅茶党をはじめとするお茶好きが、好みのお茶を探し求めて賑わった。

初日から訪れた堺市の40代女性は、「リントンズの限定ティーポットを目当てに来て、茶葉、ショートブレッドも買いました。いろいろ試飲して、お気に入りを探したいと思います」。また、ティーインストラクターの資格を持つ吹田市の40代女性は、「磁器の絵付け教室を主宰しているのですが、おいしいお茶も提供できればと紅茶の世界へ。ロシアのマイスキー、イギリスのニュービーティーズのほか、珍しいブランドや、普段買えないお茶を購入したいです」と話し、予算は2万円を予定しているという。

今年で3回目を迎える同フェスは、年々規模を拡大する人気催事に成長。初回時はコーヒーの「サード・ウェーブ」のムーブメントが潮流となっていたが、「若い女性にアフタヌーンティー人気が高まっていたり、健康志向から発酵されたお茶に注目が集まりはじめていた時期でした。お茶まわりのものを揃えたり、お茶時間を大切にすることで、ライフスタイル充実にもつながると思います」と、担当者は企画を立ち上げた経緯を説明する。

今年は、新たなムーブメントもとらえ、「興味が紅茶から、中国茶、日本茶にも広がっていると感じています。そこで、今回は原点回帰という意味も込め、アジアのお茶に注目しました。若い農家さんがスタイリッシュな日本茶を提案したり、ワインのように香り高い茶葉もあったり、新しいお茶も知ってもらえれば」と、新たに「アジアのお茶」のエリアも設けている。

会場では、英国菓子研究家・砂古玉緒さんの「ザ ブリティッシュ プディング」の焼き菓子、関西初登場の「蜷尾家(ニナオ)」の中国茶ソフトクリームといったお茶スイーツ、イートインのクリームティー(スコーンとお茶のセット)などが人気となっていた。期間は、5月20日まで。

(Lmaga.jp)

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