玉置浩二が世界遺産・薬師寺で熱唱、追加公演も決定

世界遺産である古都奈良の「薬師寺」(奈良市)を舞台に、日本の至宝たるシンガー・玉置浩二と世界的指揮者・西本智美によるオーケストラ公演が、4月28日、29日(追加公演)に開催される。

安全地帯のボーカリストとして1982年にデビューし、ソロ時代も含めて35年もの間、日本のポップスシーンの最前線で活躍してきた玉置。囁くようなウィスパーボイスからエネルギッシュなパワーボイスまで、変幻自在の表現力をもつ歌唱は、あの山下達郎に「日本で最も過小評価されているミュージシャン」と言わしめ、スキマスイッチの大橋卓弥やEXILEのATSUSHIも熱烈なスリペクトを捧げるなど、ジャンルや世代を超えて多くの人々を魅了している。

近年は国内外の主要オーケストラと共演するビルボードクラシックス公演を実施。2016年6月にはバルカン特別編成交響楽団に管弦楽作品『歓喜の歌』を謹呈するなど、新たな音楽的冒険を展開している。

今回は、西本智美が時代に即した新しいオーケストラの可能性を追求すべく結成したイルミナートフィルハーモニーとの競演ということで、薬師寺というスペシャルな舞台をフルに生かした音楽体験ができることは間違いない。幽玄を感じさせる春の夜、米国ビルボード誌で「色彩感豊かな音の建築家」と評された、玉置の魂を揺さぶる甘美な歌声とダイナミックで芳醇なオーケストラサウンドに陶然と酔いしれたい。料金は11000円(全席指定・特製プログラム付)で、チケットは3月23日に発売される。

文/井口啓子

(Lmaga.jp)

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