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京都で、女性美術家によるカワイイ「共産主義」の展覧会

中村協子《Blackwork Portrait ♯1(Marx & Engels)》2018
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レトロな東欧雑貨のオンラインショップを運営する「イスクラ」と、美術家の中村協子による展覧会『マルクスの小さなおなら』が、12月11日より京都のギャラリー「KUNST ARZT」(京都市東山区)でおこなわれる。

テーマはずばり「共産主義」。といっても、政治的なおカタい展覧会ではなく、むしろユーモアと脱力感に満ちた、クスッと笑えるイベントに。かつてのソ連(現在のロシア)や東欧諸国で日常的に使われていた衣服、家具、家電などの雑貨の独自のデザインが魅力的だとして着目する2人の展覧会だ。

美術家の中村協子は、自分が興味を持ったものを独自の視点からリサーチし、絵画や刺繍などの手段を用いて作品化している。そのセンスはかなりヘンテコで、なんでそこに着目するの?と驚かされる。同名のショップを運営する「イスクラ」は、大学時代にドイツ語を学び、ヨーロッパに通い詰めた後、旅行会社勤務や宝石カメラマンを経て、現在はオンラインショップを中心に活動。

この2人がタッグを組んだとき、一体どんな世界が現れるのか。政治思想としての共産主義は今やすっかりマイナーだが、芸術表現の源泉として今もフロンティアが広がっているかもしれない。期間は12月23日まで、料金は無料。

文/小吹隆文(美術ライター)


(エルマガジン)

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