京都のリアル廃校で恐怖体験イベント、絶叫響く

今年、取り壊しが決まっている「元・白川小学校(元・粟田小学校)」(京都市東山区)の学舎を利用したお化け屋敷企画が8月18日から9日間限定で開催。懐かしいはずの机や黒板、トイレが恐怖の対象となり、校舎からは体験をした人々の叫び声が響いた。

このイベントは「京都市都市整備公社」(本社:京都市下京区)が企画し、2017年に同じく廃校だった「元・立誠小学校」(京都市中京区)で初開催。最終日は5時間待ちを記録し、約4000人が来場。今回、廃校が恐怖の舞台となることに、近隣の人々の反応は「取り壊す前に人が集まって、地域活性となるのは良いこと」と上々で、小学校のOB・OGからも「懐かしいから行きたい」と声が上がっているという。

『たろうちゃんのわすれもの2』は、暗い校内を周りながら、主人公・たろうちゃんが忘れた人形を探すというミッション参加型。誰もが潜在的に持っているだろう学校の不気味さに加え、ミシッ・・・ミシッ・・・という木の床の感触や、校舎独特の匂い、「鬼ごっこシましょ・・・」という声、鈴の音など、五感で体験でき、廃校が舞台ならではのじんわりとした怖さが味わえる。

期間は26日まで午後2時~8時(19日のみ午前10時から)で、入場料は800円。待ち時間を短縮するファストパス1400円も発売される。

(Lmaga.jp)

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