希少な海鳥・エトピリカを展示 海遊館に新水槽

大阪の水族館「海遊館」(大阪市港区)が、水深約6メートルある「アリューシャン列島」水槽をリニューアル。潜水する海鳥「エトピリカ」の展示が6月29日からスタートする。

エトピリカは北太平洋の亜寒帯域に広く分布するウミスズメ科の海鳥の仲間で、日本では北海道東部の沿岸に生息。国内では絶滅の危機に瀕しており、環境省のレッドリストで絶滅危惧IA類に分類されているという。「くちばしが美しい」という意味を持つアイヌ語を名前の由来とし、その名の通り、体長40センチメートルほどの黒い体に、色鮮やかなオレンジ色のくちばしが特徴で、海中に潜り、小型の魚類やオキアミなどを食べる。

今回、照明デザイナーによる監修を加え、水中に差し込む光のきらめきや海中の岩の陰影などを再現した新水槽で、エトピリカ5羽が約1000尾のサケの仲間(サクラマス)とともに展示される。海遊館は「エトピリカの特徴的な姿や行動とともに、自然環境の美しさや素晴らしさを感じていただきたい」とコメント。営業時間は10~20時。

(Lmaga.jp)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

関西最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス