草間彌生のカボチャ作品35点、京都・祇園に集う

芸術家・草間彌生のコレクションを多数所有する「フォーエバー現代美術館 祇園・京都」(京都府東山区)が5月3日、展示室を拡張してグランドオープン。同時に計123点にもおよぶ草間の作品を展示する『草間彌生 永遠の南瓜展』が開催される。

草間本人の協力のもとで初期から近作までの作品を1990年代に収集してきたという同美術館。昨年秋田から京都に移転して、常設展示室3室と企画展示室1室でスタートしたが、今回新たに2室が加わってグランドオープンとなる。

展覧会では、新設された「南瓜の間」で草間の代表的なモチーフ「南瓜」を紹介。さまざまな形、色、素材で制作され、草間が「実際の南瓜がそれぞれ豊かな表情を持っているように、わたしの南瓜だってどれひとつとして同じではない」と語るように、油彩、版画、立体インスタレーションなど35点で南瓜作品のバリエーションを見ることができる。

また、「花の間」「富士の間」と名付けられたほかの展示室にも、花をモチーフにした作品や浮世絵師とコラボした「七色の富士」シリーズが展示。常設展を含め、草間彌生の初期から2000年代までの作家活動の軌跡が追える。料金は一般1500円ほか、期間は2019年2月28日まで。

(Lmaga.jp)

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