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ウエンツ瑛士、難役が不安で「指揮者に差し入れ」

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大竹しのぶと風間杜夫が元恋人役で主演し、様々な登場人物の恋のさや当てを描くコメディミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』。本作に出演する俳優・ウエンツ瑛士が大阪市内で記者会見を開き、作品や2人に対する思いを語った。

本作は、20世紀のスウェーデンが舞台。18歳のアン(蓮佛美沙子)と結婚した中年の弁護士フレデリック(風間杜夫)は、なかなか新妻に手を出せずにいるが、息子のヘンリック(ウエンツ瑛士)も、実は義理の母アンに思いを寄せている。「この作品の魅力は言葉の裏をどう読み取るか。人間の本性やいらないプライド、必要な嘘、不必要な嘘などが愛とともに絡み合う。ヘンリックは宗教を学んでいる真面目な学生。恋愛をするとどういうことにとらわれるのか、そこを大事に演じたい」と話す。

楽曲は、ミュージカル界の巨匠である作曲家スティーヴン・ソンドハイムの、クラシックをモチーフにした難解なメロディや独特の不協和音が光る作品。「明るいセリフなのに、暗い音階へ進むことがあり、ヘンリックの気持ちは本当はこっちなんだと導いてくれる音楽です。同じ楽曲でもそれぞれが違う音階を同時に歌うなど複雑で難しく、指揮者の方に僕に多めに指揮を執ってとお茶を差し入れしました(笑)」

風間とは「早く何でも質問できる関係になりたい。指揮者のイニシアティブは僕が握ったので、音響さんに賄賂を渡して、自分の声を大きくしてもらうことをおすすめします(笑)」とミュージカル初挑戦の風間へ茶目っ気たっぷりにアドバイスしたそうだ。

また、恋多き大女優デジレを演じる大竹は「『(私)できるかな、大丈夫かな』と心配されていて。『(大竹さんなら)できます』と言ったんですが、僕がそんなことを言える立場ではない(笑)。そう言ってもできちゃうのが大竹さんです」と話していた。大阪公演は5月4日・5日に「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)にて。

取材・文/米満ゆうこ


(エルマガジン)

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