映画「孤狼の血」主演の役所広司「テレビではできないこと」

ヤクザまがいの刑事を役所広司が演じる映画『孤狼の血』。その記者会見が27日、ロケ地の広島でおこなわれ、役所広司、阿部純子、白石和彌監督、原作者の柚月裕子が登壇した。

原作は、昭和63年の広島を舞台に警察の闇と暴力団の抗争を描いた、『仁義なき戦い』×警察小説と賞された人気小説。その映画化について白石監督は、「東映のプロデューサーの方から、深作欣二監督らが作っていたエネルギーのある映画の勢いや力強さを、今の東映に取り戻したいとお話をいただいて。僕で大丈夫かと思いましたが、そんな監督冥利に尽きる言葉はないと。みなさんの熱量に僕がまず感染して始まった企画です」とコメント。

主人公・大上章吾を演じた役所は、「監督の演出なんですが、(大上が)カーッと痰を吐くんですね。ゲーッと思いましたけど(笑)、それはテレビではできないこと。車乗るときもシートベルトはしなくていい、と。そのへんがこの映画の、『やっぱりそうだよな』っていうね。テレビでは問題になるんでしょうけど、それを監督は絶対にしない。男らしい映画ができたと思ってます」と、撮影をふり返った。映画は来年5月に公開される。

(Lmaga.jp)

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