元男役・龍真咲 レディとなって初の関西凱旋

元・宝塚歌劇団「月組」男役トップスターの龍真咲が、9日に兵庫県立芸術文化センター(兵庫県西宮市)でおこなわれた『めざましクラシックスin HYOGO 2017』にスペシャルゲストとして出演。退団後初の関西凱旋公演を果たした。

馴染みある土地、さらに同コンサートのホスト・軽部真一アナウンサー(フジテレビ)の熱い要望もあり、2020年まで歌わないと決めていた宝塚の楽曲を退団後初めて披露した龍。退団公演『Forever Love!!』や代表作『PUCK』のナンバーを、弦楽器とピアノの演奏で柔らかに壮大に歌い上げた。「宝塚っぽく歌うのではなく、物語の景色を思い出し、そのときの感情で歌いました。退団後は『振り返っている場合じゃない、自分自身を開拓したい』と思っていたけれど・・・封印解けましたね」と笑う。

織田信長役で2016年9月に宝塚を退団。その後すっかり女性として変貌を遂げた龍は、この日も背中が鮮やかにあいた黒のロングドレス姿で観客を魅了した。「スタイリストさんは(衣裳が)私に似合うか似合わないかがすぐに分かるのでお任せしています。必要なら色んなデザインに対応していきたい」と、プロ意識の高い龍ならではの言葉も。

今年8月にリリースしたアルバム『L.O.T.C.2017』から「Silly game」も艶やかに披露。最後はゲストの歌手・藤澤ノリマサと「見上げてごらん夜の星を」をデュエットし、「声の質の相性がすごくいいのを感じた」という通り、見事なハーモニーを聴かせた。「これからも巡り合いの経験を増やし、さまざまなことに挑戦していきたいです」と話した龍。12月13日には、今年8月開催のソロコンサートのDVD&ブルーレイが発売される。

取材・文・写真/小野寺亜紀

(Lmaga.jp)

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