西川きよし大使、大阪・繁華街で詐欺被害防止呼びかけ
「ホワイティうめだ」(大阪市北区)の大阪府警察コミュニティープラザ前にて25日、『大阪府安全なまちづくり大使(西川きよし氏)との特殊詐欺被害防止キャンペーン』が開催され、西川大使が通行人に啓発物品を配布。突然現れた西川大使の姿に、多くの人だかりができた。
「ATMでお金を返します」(還付金等詐欺)、「名義を貸して、権利を譲って」や「ギフト券の番号教えて」(架空請求詐欺)などと騙る電話詐欺など、今月9月末まで総額約30億円の被害が数えられているという大阪府。この日のイベントでは、特殊詐欺の手口などの説明が行われた後、実際に特殊詐欺の犯人からかかってきた電話の録音なども流された。
犯罪防止のために可能な限り活動に取り組んでいる西川大使。この日も先月にオープンした「よしもと西梅田劇場」の公演の合間をぬって駆けつけ、啓発物を手渡した通行人、一人ひとりに特殊詐欺を説明するなど精力的な姿を見せた。
西川大使は「就任して5カ月、とにかくみんなが仲良く安全に安心して暮らせるよう、できる限りコツコツと活動している。特殊詐欺に限らず、犯罪の被害防止にみんなで取り組んでいきたい」と意気込みを語るとともに、詐欺防止に注意を呼びかけた。
取材・文・写真/岡田由佳子
(Lmaga.jp)