ディーン・フジオカ「僕と一緒にピーターラビットの世界へ」

作家のビアトリクス・ポターの生誕150年を記念した、『ピーターラビット展』が、「グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ」(大阪市北区)にて、4月2日まで開催中。

これは、国内過去最大規模の原画展となるもので、ピーターラビットの原点から絵本シリーズの世界へ、ペンや水彩で描かれた直筆の原画を中心に、ビアトリクスのスケッチや愛用品など、展示される200件以上がほとんど日本初公開。注目は、オフィシャルサポーターをつとめるディーン・フジオカの音声ガイド。「さあ、僕と一緒にピーターラビットの世界へ行きましょう」と耳もとでささやかれたら、もうたまりません。

ビアトリクスゆかりの英国・湖水地方をディーンが実際に訪れ、彼女が愛した豊かな自然や、その愛が色濃く反映されたピーターラビットの世界をたどったムービーも会場で公開されている。

ところで、ピーターラビット誕生のきっかけを知っていますか? モデルはビアトリクスが26歳の時に飼っていたウサギのピーター・パイパー。1893年9月、彼女の家庭教師だった女性の息子が病気だと知り、伏せっている彼を励ますために、ピーターを主人公にした絵手紙を書いて送ったのが、「ピーターラビットのおはなし」の原点です。「ノエル君へ あなたに、なんて書いたら良いのか分からないので、4匹の小ウサギの話をしましょう」ではじまる心温まる絵手紙は、必見です。一般1300円。

 

(Lmaga.jp)

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