東北の高校生百貨店、関西に初登場

石巻・女川の高校生たちが手掛ける「高校生百貨店」が、あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)に初登場。3月2日~8日に開催される『東北六県今物語』に出店し、初日から高校生たちは店頭に立ち、自分たちが選んだ商品や生産者の思いを伝えた。

販売するのは、地元にしか売っていないものから、名産品まで、すべてスタッフである高校生たちが選んだもの。生産者の思い、復興への思いをパネルや接客を通じて伝えてるという。「お店や商品について考えたり、売ったり、今までにない経験を楽しんでいます。地元が大好きなので石巻について、作り手さんが込めている思いを大阪の方々にも知ってもらいたいです」と、今年卒業する小川茉里奈さん。平日は高校3年生が担当し、週末には1、2年生も参加する。

「高校生百貨店」は、宮城県・石巻地方で展開される『「」かぎかっこPROJECT』の一環として実現。NPO法人スマイルスタイルによって、高校生と地域とのつながり、キャリア計画などを目指して立ち上げられたプロジェクトだ。「大人では聞けないことも、彼らだからこそ生産者さんから聞き出すことができた裏話や、普段は言わないような熱い思いもたくさん。最初は自信がなかったり、人見知りだった参加者も、この活動を通じて変わりましたね。すでに仙台で開催したのですが、みんな、おしゃべりを楽しめるようになりました。ぜひ、いろいろ聞いてみてくださいね」と同法人の担当者・島田彩さん。

今回の物産展は、東日本大震災から5年目を迎え、復興に向けて歩み続ける東北発のおいしいもの、良いものを届けるために企画され、約65店舗の名産品を楽しめる。バウムクーヘン、いぶりがっこ、とろ甘海老押し寿司、こぎん刺しなどの販売のほか、フードコートでは秋田「秋田比内や」の親子丼、岩手「ぴょんぴょん舎」の盛岡冷麺、「三陸笑顔食堂」の漁師の番屋めしや蒸し牡蠣、「地酒bar」では地酒の飲み比べも楽しめる。

(Lmaga.jp)

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