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「第19回 深見東州・バースデー書画展」にVIP集結

 68歳を迎えた(左から)深見東州氏と「HANDA Watch World」アンバサダーの藤岡弘、
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 画家、書家、陶芸家や音楽家など幅広く活動する芸術家の深見東州氏(68)による芸術展「『第19回 深見東州・バースデー書画展』~背中は痒ーが絵画はみたい、ショショの奇妙な冒険のような書がある、バースデー書画展~」が、深見氏の68回目の誕生日となる今月18日から24日までの7日間、東京・泉ガーデンギャラリーで開催された。来場者は深見ワールドが存分ににじみ出た作品を楽しんだ中、18日に行われたオープニングセレモニーには、国内外から多くのVIPが駆けつけた。英国・ウイリアム王子からもお祝いの書簡が届く華やか祝福ムードの中、深見氏は茶会でもてなした。

 格式高い社交場のようだった。芸術家・深見東州、そして実業家・半田晴久として日本のみならず世界を舞台に活動する姿を物語るように、誕生日記念の展覧会のオープニングセレモニーには、多くのVIPが祝福に駆けつけた。

 海外からは元アイルランド首相のエンダ・ケニー氏。第103代カンタベリー大主教のロード・キャリー氏。そしてアフリカの野生保護団体「TUSK」のCEOであるチャーリー・メイヒュー氏ら。そして日本から俳優・藤岡弘、のほか小沢一郎、亀井静香、鈴木宗男、下村博文、高村正彦、原口一博、海江田万里、前原誠司ら大物議員らが党派を超えて集結。祝いの言葉を贈った。

 中でもチャーリー・メイヒュー氏からは、サプライズで英国・ウイリアム王子の書簡が読み上げられた。深見氏の活躍をたたえる言葉に会場から大きな拍手が巻き起こる。そして日本からも亀井静香氏が「東州先生は現代のダ・ヴィンチ。それでも表現は語り尽くせない」と作品の奥深さを語れば、下村博文氏は「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチと思っていましたが、はるかに超えておられる」と、その超人ぶりをたたえた。

 華やかな祝いの席。深見氏は、とっておきの日本の伝統文化「茶道」で粋にもてなした。多様な才能を発揮する深見氏は、茶道にも精通する。大学時代に裏千家の茶道を学び、その後は芸術家らしく、さまざまな流派を勉強してきた。

 会場には野天傘が置かれ、その下で自らお茶をたてて和菓子とともにふるまう。あっと驚く公開茶席。その和菓子も京都・吉廼家(よしのや)の「みかん大福」、京都・麩嘉(ふうか)の「麩饅頭」。そして金沢・中田屋の「きんつば」と有名店の逸品ばかり。すべてこの日のために取り寄せたのだった。

 実は、茶道でのもてなしには大きなこだわりがあった。「茶道は生活そのものを芸術にした唯一の芸術。日本の料理も陶芸もお茶をやらねば、そのルーツを理解、共有することができない。どんな水、茶わん、お菓子、抹茶でもてなすのか、を楽しむ。おもてなしの原点です。それを皆さんにも実感していただくために茶席にした」という。粋な試みに最初は驚いていた来賓も、貴重な体験を喜んでいた。

 会場には絵画、書、水墨画、陶芸品に竹細工など新作37点を含む187点を展示。今年も力作が並んだ。正統派な作品からユニークさが前面に出たものまで、すべての作品は深見ワールドそのままに表現されていた。ほかにも特別にローリング・ストーンズのギタリスト、ロニーウッドによってペイントされたサイの彫像も、彼のバースデー・メッセージと共に展示された。

 芸術家、実業家として八面六臂(ろっぴ)な活躍で、かなり多忙な生活を送る深見氏。最近は時間をかけて芸術作品を作り上げることもなかなか難しくなった。実は初日の18日の朝6時45分まで、新作の絵画を作成していた。そんな苦労して完成させた作品を眺め「完成した作品は自分の子供という感じ。どの作品もかわいいんだ」と目を細めた。

 今後も芸術家としての活動には力を入れていくが、68歳を迎えた誕生日の誓いには、ゴルフも掲げた。プロで言えば「ゴールドシニア」大会に参戦できる年齢。今年は「ISPS」としてゴールドシニアオープンを開催する。そこに自身もアマチュアとして出場予定。「上手なプロには負けるけど下手なプロには勝つ」と意気込んでいた。

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