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深見東州が贈る「クリスマス・絵画コンサート時計展」

 ゲストとして来日した時計メーカーの社長、有名時計店代表、美術評論家らと歌、ダンスを披露する深見東州氏
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 芸術家で歌手の深見東州氏が19日から21日に、東京・ホテル椿山荘で「クリスマス・絵画コンサート時計展」を行った。深見氏による絵画やリトグラフなど芸術作品が飾られた会場で、深見氏がクリスマスソングを歌い、本名の半田晴久氏として社長を務める輸入ブランド時計を展示販売するイベント。会場は連日、満員御礼&熱気ムンムン。3日間で3300人あまりが音楽と芸術、ゴージャスな時計に囲まれた“夢のクリスマス”を楽しんだ。

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 クリスマスの電飾、深見氏の芸術作品が彩る会場に、クリスマスを祝う歌声が朗々と響き渡った。

 初日の19日夜、オープニングのステージに立った深見氏は、ちょうネクタイにタキシード姿。「2年前は1時間のクリスマスコンサートとプロレスリングという“歌と筋肉のバトル”でしたが、今回は歌と絵画展と時計展という“歌と文化のバトル”です」とイベントを紹介し、まずはあいさつがわりにビング・クロスビーの「White Christmas」を披露。あっという間に観客の心をつかんでしまった。 「What A Wonderful World(この素晴らしき世界)」、「Fly Me To The Moon」「Love me tender」とロマンチックな曲が続き、会場は深見氏の歌に酔いしれた。

 観客への意外なプレゼントもあった。深見氏は「皆さんがよく知っている歌を紹介するということも意義があるけれど、自分が新しい心になって皆さんをお迎えするということで、新しい曲を覚え、歌うことにしました。歌の世界は絵心と一緒で、基礎になるのは詩心。音楽になると歌心なんです。クリスマスらしい美しい素晴らしい曲です」と切り出し、ハリー・ベラフォンテの曲「Mary‘s Boy Child」を初披露。同曲はキリストが生まれた夜の様子を聖書に基づき歌にしたもので、その厳かな雰囲気と静かで威厳ある歌声で、会場にはさざ波のように感動が広がった。

 1回目のステージラストの曲となった「聖者の行進」では、観客も手拍子でノリノリ。深見氏はステージを端から端まで駆け回りファンと触れ合いも。ラストのコーナーでは、深見氏が「この人たちのおかげで、ミラクルクリスマスになりました!」とゲストとして来日した時計メーカーの社長らをステージに呼び込み、歌とダンスで大盛り上がり。ステージも会場も笑顔満開となった。また、この日2度目のステージでは「赤鼻のトナカイ」や山下達郎の「クリスマス・イブ」、さらには「アメイジング・グレイス」など7曲を熱唱。この日の観客1204人を魅了した。

 ◆略歴 深見東州(ふかみ・とうしゅう) 本名・半田晴久、別名・戸渡阿見。1951年3月18日生まれ、兵庫県出身。歌手、芸術家、能楽師、実業家など多くの顔を持つ。歌手としてはオペラからジャズ、歌謡曲、演歌、アニメソングまでを歌いこなし、武道館を満員にする人気。マイケル・ボルトンやプラシド・ドミンゴなど国際的歌手との親交も深い。実業家としてはブランド時計の輸入を手掛ける株式会社ミスズ、大学受験予備校「みすず学苑」学苑長など国内外で多くの会社を経営。国際スポーツ振興協会(ISPS)の代表を務め、プロゴルフツアー主催や、ブラインドゴルフ普及、野生動物保護などの活動で社会貢献も行っている。