スカウト注目!盛岡大付・松本が二重丸
全国高校野球選手権は17日、出場49校が初戦を終えた。目を引いた原石をスカウトに聞いた。
投手では、盛岡大付・松本への注目度は高く「状況に応じて、打者をほんろうできる」(中日・中田スカウト部長)と投球術に二重丸。大分・佐野は「バネがあって肘が柔らかい」(巨人・山下スカウト部長)と、しなやかさを買われた。
捕手では、九州国際大付の清水が「バットの出方がいい。体が大きいのも魅力」(DeNA・吉田スカウト部長)と高評価。内野手では、智弁学園・岡本が「主軸はもちろん、日本を代表する打者になってほしい」(日本ハム・山田GM)と絶賛され、近江・植田は俊足と実戦向きのセンス、九州国際大付・古沢の守備力を評価する声が多かった。
外野手では、長打力が魅力の二松学舎大付・秦、俊足巧打の高崎健康福祉大高崎・脇本とともに、アーチを放った作新学院・朝山が「スイングは一番速い」(広島・苑田スカウト統括部長)と、2年生で名前が挙がった。