鹿屋中央、全員野球で聖地初出場初勝利

 「全国高校野球・1回戦、鹿屋中央2-1市和歌山」(13日、甲子園)

 鹿屋中央(鹿児島)は延長十二回、市和歌山(和歌山)にサヨナラ勝ちした。

 大隅半島から夏の甲子園初の1勝が生まれた。延長十二回。1死一、三塁の好機で9番・米沢佑弥投手(3年)が放った二塁前へのゴロが相手の判断ミス(記録は内野安打)を誘ってサヨナラ勝ち。鹿屋中央が初出場初勝利をもぎ取った。

 米沢は九回から2番手でマウンドに上がり、4回2安打無失点の好救援。勝利を呼び込む大活躍に「甲子園は気持ちよくて、自分の力以上のものを出せた」と胸を張った。

 鹿児島では長年にわたり鹿児島実、樟南、神村学園の“3強時代”が続いていた。分厚い壁に風穴をあける1勝。学校は県南東部の大隅半島にあり、地元の期待は熱い。八回に貴重な同点打を放った3番・徳重仁内野手(3年)は「次も全員野球で勝ちたい」。劇的な初陣星で勢い十分だ。

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