“最強障害馬”オジュウチョウサン、目標は有馬記念!平地でも圧勝に武豊も「謝れ!」

“最強障害馬”オジュウチョウサンが4年8カ月ぶりに平地競走に参戦、事前の評価は分かれたものの、終わってみれば3馬身差の圧勝。長山オーナー今後は今後、有馬記念を目指すことを明言。夢は広がるばかりです!

公開日:2018.7.10

 J・G1・5勝馬オジュウチョウサン(牡7歳、美浦・和田郎)が約4年8カ月ぶりに平地レースにチャレンジ。この世紀の一戦を前に、平地&障害G1覇者である熊沢重文騎手(50)=栗東・フリー=が最強ジャンパーを忖度なく分析した。“二刀流ジョッキー”は果たしてどんなジャッジを下すのか-。

【開成山特別】オジュウチョウサンは平地でも強いのか? 熊沢「別もの、甘くない」

 二刀流ジョッキーは「乗ったことがないから分からない部分も」と前置きしつつ、「ペースの違う平地で同じことができるのか。全く別ものと考えた方がいいし、普通はまず通用しない」とジャッジした。

【開成山特別】オジュウチョウサンは平地でも強いのか? 熊沢「別もの、甘くない」

 「障害を使って、体つきが変わる馬は多い。オジュウチョウサンはバランスが良くなって、平地に使った頃よりも力をつけている。障害を走ったあと、平地でポンポンと勝つ馬もいるから」

【開成山特別】オジュウチョウサンは平地でも強いのか? 熊沢「別もの、甘くない」

 「興味深いし、無事に走ってほしい。でも、甘くはないと思う」が熊沢の忖度なき結論。最強ジャンパーの歴史的挑戦を応援しても、馬券的見地からは“ナシ”が正解なのかもしれない。

【開成山特別】オジュウチョウサンは平地でも強いのか? 熊沢「別もの、甘くない」

いよいよ注目の一戦…福島競馬場は“フィーバー”

【開成山特別】障害絶対王者オジュウチョウサン“万全出陣”で平地へ

 「開成山特別」(7日、福島)
 約4年8カ月ぶりの平地のレースに臨む“障害の絶対王者”オジュウチョウサンはレース前日の金曜朝、美浦トレセンの厩舎周りで引き運動を行ったあと、昼ごろに福島競馬場に向けて出発した。

【開成山特別】障害絶対王者オジュウチョウサン“万全出陣”で平地へ

 和田郎師は「追い切ったあとも変わりないですね。ウチの厩舎に所属していますが、今やオジュウはファンの馬ですから。こちらは万全の状態に仕上げて送り出すだけ。あとはジョッキー(武豊)にお任せします」と期待を込めて話した。

【開成山特別】障害絶対王者オジュウチョウサン“万全出陣”で平地へ
福島競馬場で朝からオジュウチョウサンフィーバー

 福島競馬場は朝からオジュウチョウサンで沸いた。雨が降っているにもかかわらず、開門前から入場を待つファンで長蛇の列ができ、駐車場も早々と満車に。開門も10分早い午前8時50分となった。

福島競馬場で朝からオジュウチョウサンフィーバー

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