【競輪】ウインタースポーツからの転向組も多い競輪界

 「競輪記者コラム 仕事・賭け事・独り言」

 ミラノ・コルティナ五輪では冬季五輪で過去最多のメダルを獲得した日本選手の活躍に心が躍る日々だった。

 私が取材をしている競輪では他競技からの転向組が活躍を見せている。プロ野球などメジャースポーツも多いが、ウインタースポーツからの転向組も多い。

 最も成功したのは武田豊樹(52)=茨城・88期・S2。2002年に行われたソルトレークシティー五輪にスピードスケートの日本代表として出場し8位の実績を持つ武田は、五輪終了後に競輪選手へ転向し、2003年にデビュー。G2を8回、G1を7回制し、2014年にはKEIRINグランプリも制覇。頂点を極めるまでに至った。52歳となった現在でもS級レーサーとして各地で奮闘を見せている。

 メダリストとしては長野五輪でショートトラック金メダリストの西谷岳文(京都)も競輪選手に転向して、現役で活躍。直近で言えば、平昌五輪のモーグルで銅メダルを獲得し、今回の五輪でモーグルの解説にも登場している原大智(宮城)も今期はS級へ復帰するなど、競技を変えても活躍を見せている。

 「体を動かす仕事がしたかった」と言う理由を語る転向選手が多く現役生活が長いのも競輪選手の魅力だ。

 競輪選手になるには一般試験と特別選抜試験が存在する。特別選抜試験は、主にスポーツにおいて世界レベルの実績を持った人への制度で自転車以外のスポーツも対象となっている。対象はオリンピック大会に出場して、JKAが特に認めた成績を収めた者など、他競技で結果を残した人には門戸が広い。もちろん、一般入試から選手を目指すのも可能だ。

 もし、今打ち込んでいる競技に一区切りを、と考えている人がいれば、セカンドキャリアとして競輪選手を選択肢のひとつに入れてみてもいいのでは。(関西競輪担当・貞 友之)

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