実森美祐 父デザインの“3代目”「トンボがちりばめていてかわいい感じ」

 お父さんデザインのヘルメットで頑張る実森美祐
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 【第123回】実森美祐(25)=広島・119期=

 今回、新たにデザインした実森のヘルメットは“3代目”になる。通常デビュー期は既製品のヘルメットを3年間使用するが、実森は3年を待たずに、お母さんの友達がお金を出し合い作ってくれたヘルメットでレースに挑んでいた。「すごくいいデザインだったし、何よりみんなが応援してくれていると思うと、うれしかったし、いい思い出になりました。結局事故で壊れてしまい、新しいのに変わったが、自分を守ってくれたんだと思うと感謝しかないですね」と振り返った。

 今度のヘルメットは、お母さんではなく、お父さんが関係。「若い頃にバイクのレースをやっていて、ヘルメットを自分で作っていたみたいです」と、お父さんがデザインをしてくれた。「こんな雰囲気でと伝えたのと、師匠の角(ひとみ)さんの“角”と、実森の“實”だけ入れてもらいそれ以外はお任せ。トンボがちりばめてあり、かわいい感じにしてくれて、本当に上手に作ってくれたと思います。父がデザインしてくれたというのがうれしいです」と感謝の気持ちを込めて満面の笑みを見せていた。

 レースの方は「F2をしてから思い切ったレースができなくなった」と本来のスタイルを取り戻していないようだが「早くきっかけをつかんで、A級を目指していきたい」と、上を狙っている。デビュー時から攻撃力でファンを魅了してきた彼女。その姿が見られるのも近い。

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