「一般戦最終日」（１９日・児島ボート）

　児島ボート最終日の１９日、５Ｒ発売中に地元のアイドルレーサー・守屋美穂（２７）＝岡山・１０１期・Ｂ２＝と、講談師・旭堂南鷹（４３）によるトークショーが行われた。昨年２月児島中国地区選後休業していた守屋は、今年４月浜名湖で復帰。４節目となる６月児島の男女Ｗ優勝戦で見事優出を果たした。「休んでいた１年２カ月は長かった。休業前を１００とすると、今はまだ２０～３０％くらい。展開を目で見て、体を動かすことにロスがある。まだまだ」と復帰後の日々を振り返った。

　守屋は高校時代に重量挙げで全国チャンピオンになった実績を持つスポーツウーマン。「重量挙げの経験はボートに生かされている。バランス力とか思い切りが大事。出産で筋肉が落ちてしまったので、もう一回重量挙げをして鍛えようかな」と筋トレに意欲。その言葉を受け、「ここでエア重量挙げやって」と司会の南鷹がムチャぶりをすると、ステージ前の男性ファンが大盛り上がり。守屋は「見たい人、いるんですかね」と戸惑いながら、重量挙げのポーズを再現してみせた。

　トークショー後も、守屋はサイン、写真、握手を求めるファン一人一人に丁寧に対応。プレゼントを持参していた女性ファンの生後１カ月の赤ちゃんを抱き、「わぁ、懐かしい感覚」と母の顔をのぞかせた。守屋は２１日から大村のヴィーナスシリーズに出場。「大村、頑張って」と激励するファンに「早く完全復活した姿を見せたい」と最後は勝負師の顔で答えていた。