【ボート】63歳・原由樹夫が電撃引退

 「岡山県モーターボート選手権」(7日、児島)

 往年の『ボート王国岡山』を支えた名選手・原由樹夫(63)=33期・B1=が、児島ボート最終日で、43年7カ月に及ぶ現役生活に幕を下ろした。2年連続グランプリファイナリストの茅原悠紀ら若手強豪レーサーが集結した今大会では最年長でもある63歳の原が予選を突破し、準優まで進出。現役最後のレースは10R特別選抜B戦の2号艇で出場し、差し切ってシリーズ4勝目。通算2135勝目で締めくくった。

 「昨年の11月に引退を考えとったが、家族から『お正月にみんなの顔を見てからにすれば』と言われて今節に決めた」と、新春のオール岡山を最後の舞台に選んだ。「みんなに気を遣わせとうない」という原の強い希望で引退はごく一部の関係者にしか知らされておらず、レース後はピット内でささやかに水神祭。片山晃が花束を持って駆け付け、選手を代表して茅原悠紀も花束を贈呈。写真撮影時は「ヘルメットを持ってきて~」と叫ぶ原に応え、吉田拡郎が素早く駆け出し、仮面ライダー仕様のヘルメットを手渡す場面もあった。

 「悔しいこともあったが、今日が一番楽しい!!体はピンピンしとるし、これからの人生を楽しむよ」と最後まで涙はなく、笑顔、笑顔。原が現役を退いた7日は、新人の入海馨がデビュー初勝利。茅原悠紀、吉田拡郎ら全国区のスターレーサーが育った新時代のボート王国・岡山の復活を見届け、笑顔の戦士・原が水面を後にした。

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