【競輪】脇本雄太が番手まくりで前橋G3制覇 左肘を骨折した因縁の地で復活V「優勝をかみしめたい」
「まえばし七夕賞・CTC杯」(12日、前橋)
脇本雄太(37)=福井・94期・SS=が初連係の田中大我(奈良)の先行に乗って最終ホーム番手まくりで1着。1月の和歌山記念、平記念に続き、通算20回目のG3優勝を達成した。2着には簗田一輝(静岡)、3着には田中が入った。
グランプリスラマーの脇本が復活ののろしを上げた。低迷のきっかけとなったのは昨年10月に当所で行われたG1・寬仁親王牌。3日目のウオーミングアップ中に落車して左肘を骨折する大ケガを負った。
うまく肘を曲げられない状況でも今年2月のG1・全日本選抜(熊本)を優勝したが、3月のG2・ウィナーズカップ(防府)で落車。前橋で痛めた左肘の手術で5月のG1・日本選手権(平塚)を欠場して、5月の武雄全プロで復帰するも【9】9着の大敗。流れが悪い中で迎えた今開催だったが、決勝はシビアな番手まくりで優勝を勝ち取った。
「連日、近畿の後輩のおかげ。決勝は田中君が頑張ってくれた。待っていたら負けていた。気持ちをくみ取って前に踏んだ。優勝をかみしめたい」と喜んだ。次走はまだ優勝をしたことのないG2・サマーナイトフェスティバル(17~20日・高知)。大ケガを負った因縁の地で復活を遂げた脇本がグレードレース連続優勝へ気合を入れ直した。
